カウンセラーの聞く技術「傾聴」トレーニング│⑦質問

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傾聴講座⑦質問

こんにちはここです

今回は、傾聴講座⑦質問について解説していきます。

その他の解説はこちら↓

質問

最後は、傾聴での質問について紹介していきます。

質問をすることで、相手への理解や信頼関係が深まります。

ですが、意外と質問がうまく出来ない、という方は多いです。それで、話がうまく続かず気まずくなってしまうなんてことも。

でも、質問は沢山しているのに、全然話が続かないという問題もよく耳にします。

何故だと思いますか?

それは、相手が話したいことを聞こうとしているのではなく、ただ質問をして話をつなげようとしているからです。

傾聴では、相手が話したいと思っていることを汲み取って聞く必要があります。

それを前提として、色々な質問の仕方を学んでいきましょう。

まず質問には、

オープンクエスチョンクローズドクエスチョンというものがあります。

オープンクエスチョン

オープンクエスチョンとは、

・「お休みの日は何をしていますか?」
・「最近つらいと思った出来事はなんですか?」


このように、相手が自由に答えられるような、質問の仕方です。

オープンクエスチョンは、話し手は自由に話ができ、多くの情報を引き出すことが出来ます。

しかし、いくら自由に答えてもらうと言っても、

「今日はどうでしたか。」のような質問だと答えづらいですよね。

なので5W1Hを使って質問をしていきます。

5W1H質問

・いつ   (時間、回数)
・どこで  (場所、アクセス)
・だれが  (友達、性格、年齢)
・なにを  (どんな事)
・なぜ   (理由、きっかけ)
・どのように(方法、手順)


これらを上手く使って質問をしていきます。

「いつ、だれ、なぜ」などの言葉を固定で使おうとすると難しいので、その必要はありません。

時間、場所、人物などにわけて考えると、質問がしやすいというだけです。

・オープンクエスチョン

この間北海道にお出かけしたんですよ。


という文に対して5W1Hを使って質問をすると、

・いつ
 「いつ北海道へ行かれたんですか?」
・どこで
 「北海道のどのへんに行かれましたか?」
・だれが
 「誰かと一緒に行かれたんですか?」
・なにを
 「北海道といえば何がありますか?」
・なぜ
 「なぜ北海道に決めたのですか?」
・どのように
 「北海道まで何で行かれたのですか?」


このようになりますが、決まりは特に無いのでしっかり質問が出来れば大丈夫です。

ただし、質問はあまりし過ぎず、たまに自己開示なども入れてみて下さい。

そうすることにより、自然な会話になっていきます。

それに加えて今回は、

感情についての質問も紹介します。感情について質問をすることで、その人の状況などが深く理解できます。

そしてポジティブな感情を話すと会話が盛り上がりますし、ネガティブな感情でも表に吐き出すことで、話し手の気持ちは楽になります。

・感情の質問

私、車が大好きなんです。

車が大好きなのですね、かっこいい!と思う車とかありますか?


最近メンタルが安定しなくて。。

メンタルが安定していないのですね、どういう事に不安を感じたりしますか?


このように、感情にフォーカスして質問をします。

では、練習問題に行きます。

練習問題

問1.

次の文に対して、5W1Hと感情の質問を考えて下さい。

私、やっと仕事が見つかりました!

・いつ
・どこ
・だれ
・なに
・なぜ
・どのように
・感情

少し多いですが、頑張りましょう。

出来ましたか?
では、解答例を見ていきましょう。

解答例

・いつ 
 「いつ見つかったんですか?」
・どこ
 「どこでお仕事をされるんですか?」
・だれ 
 「職場の人たちはどうですか?」
・なに 
 「どのようなお仕事ですか?」
・なぜ 
 「なぜそのお仕事に決めたのですか?」
・どのように 
 「どうやって探しましたか?」
・感情 
 「不安な事とかはありますか?」


このように、質問をすることが出来ます。

では次に行きましょう。

問2.

問1と同じように質問を考えて下さい。

私は、趣味で絵を書いているんです。

・いつ
・どこ
・だれ
・なに
・なぜ
・どのように
・感情

頑張って、考えてみて下さい。

出来ましたか?
では、解答例を見ていきましょう。

解答例

・いつ   
 「どんな時に書いたりするんですか?」
・どこ   
 「どこで絵を書くんですか?」
・だれ   
 「誰かと一緒にやっているんですか?」
・なに   
 「どんな絵を書いているんですか?」
・なぜ   
 「絵を書くようになったきっかけとかはありますか?」
・どのように
 「何を使って書いているんですか?」
・感情   
 「何をしている時が一番楽しいですか?」


このように、質問をすることが出来ます。

文章によっては、すべての質問ができない場合は当然ありますが、全部を聞く必要は無いので大丈夫です。

そして最後にクローズドクエスチョンを、少しやって終わりにしたいと思います。

クローズドクエスチョン

クローズドクエスチョンは、

「はい、いいえ」で答えられる質問になるので、カウンセリングなどでは、

基本的に聞き手が必要な事を聞きたい時に行います。

・クローズドクエスチョン

・「ここまで迷わずに来れましたか?」
・「昨日は、学校は行きましたか?」


このような、質問の仕方になります。

また、聞き手が必要な場合だけに限らず、

話し手が話しづらい雰囲気の時に、まずは「はい、いいえ」で答えられる質問をして話の流れを作ってから、

その後に〇〇はどうでしたか?とオープンクエスチョンに持っていくというやり方も出来ます。

クローズドクエスチョンの練習は、必要ないと思うので、ここで終わりにします。

ここまでお疲れさまでした。どうでしたか?

最後に、言い換えや共感などで使える言葉を、少しまとめて終わりにします。

使える単語まとめ

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