カウンセラーの聞く技術「傾聴」トレーニング│③オウム返し

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傾聴講座③オウム返し

こんにちはここです

今回は、傾聴講座③オウム返しについて解説していきます。

その他の解説はこちら↓

オウム返し

オウム返しは、傾聴においてとても大切になります。

オウム返しをすることで、好意的に聞いていると伝えることが出来るので、より話し手に安心感が生まれます。


今回は、3つのオウム返しの仕方をご紹介します。

・事実の繰り返し
・感情の繰り返し
・言い換え、要約


事実をそのまま繰り返す

事実の繰り返しは、

話の事実に注目してそれをそのまま繰り返すというものです。事実のオウム返しは、比較的簡単で使いやすいと思います。

そして、話の意図と確実にずれないというのが強みです。

具体例で説明していきます。

・事実のオウム返し

私、学校でいじめにあっていてもう行きたくないんです。

学校でいじめにあわれているのですね。


このように、事実をそのまま返します。

次は、感情に注目してオウム返しをしてみましょう。

感情をそのまま繰り返す

感情の繰り返しは、

話の事実では無く、感情を繰り返すという方法になります。

事実よりも感情を返された方が、嬉しいものなので、しっかり返せるようになって下さい。

具体例で説明していきます。

・感情のオウム返し

このあいだ〇〇にお出かけをしてきて、とても楽しかったんですよ

とてもたのしかったのですね


このように感情を、そのまま繰り返します。

オウム返しはこのような感じになりますが、繰り返すだけなのでそんなに難しくは無いかなと思います。

では問題で練習していきましょう。

練習問題

問1.

次の文に対して、事実と感情ごとにオウム返しをして下さい。


昨日、友達と喧嘩してしまって、それから少し落ち込んでいるんです。


出来ましたか?
では、解答例を見て行きましょう。


解答例

事実「昨日友達と喧嘩してしまったのですね。」
感情「落ち込んでいるのですね。」


このようになります。

では、もう1問やっていきましょう。

問2.

問1と同じようにもう一度。

昨日、会社で良いことがあって、とても嬉しかったです。

出来ましたか?
では、解答例を見て行きましょう。

解答例

事実「昨日会社で良いことがあったのですね。」
感情「とても嬉しかったのですね。」


このようになります。

ただ、使いやすいからと言って、繰り返しのオウム返しを多用しすぎると不自然になってしまうので、次の言い換えや要約などを主に使っていけると良いと思います。

では次の、事実や感情の言い換え・要約を学んで行きましょう。

言い換え、要約して返す

言い換えと要約は、

話し手の言葉を違う言葉に言い換えたり、まとめたりして伝え返すという方法です。

違う表現で伝え返すことでお互いに理解が深まるとともに、しっかり聞いてくれているという感覚になります。

基本的には事実よりも感情のほうが、言い換えやすく自然にできると思います。

具体例で説明していきます。

・言い換え・要約のオウム返し

昨日、会社でミスして怒られちゃって、明日行きたくないんですよ。

仕事で失敗してしまうと、行きづらいですよね。


このように、少し言い方を変えて繰り返します。

ただ少しだけ注意が必要です。先程の例に対して、

ここ
ここ

会社で怒られたから、仕事辞めたくなっちゃったんですね。


などと返してしまうと、いや、そう言う訳では無いんだけだなぁ。。となってしまいます。

なので、しっかり話の意図を捉えて返すように意識してみて下さい。

もう一つ例を紹介します。

私は〇〇という所に住んでいて、すごく静かで良い場所なんですよ。

〇〇という場所は、落ち着いていて素敵な所なんですね。


このように「静かで良い場所」という部分を「落ち着いている場所」という言葉に言い換えることが出来ます。

言い換えは、練習して慣れていくしかありません。

では、問題をやっていきましょう。

練習問題

問1.

次の文に対して、言い換えのオウム返しで返して下さい。

私は〇〇という映画が大好きで、もう5回も見たんですよ。


出来ましたか?
では、解答例を見て行きましょう。




解答例

「〇〇という映画はとても面白いのですね。」


このように返すことが出来ます。

流石につまらないのに、何回も見るということはなかなか無いと思うので、笑

それに加え相手の話し方や、表情もしっかり観察することで、より的確に返すことが出来ます。

では、もう1問!

問2.

問1と同じように、考えてみて下さい。

昨日は仕事が終わらなくて残業でしたよ。


出来ましたか?
では解答例を見て行きましょう。

解答例

「昨日は残業になるほど仕事が大変だったのですね。」


このように、返すことが出来ます。

実際に話している場面で、いちいち考えていると大変なので、パッと出てくるように繰り返し練習をしましょう。

YouTubeの動画に対して、オウム返しの練習をするのも良いと思います。

例えば「ブンブンハローユーチューブどうも〇〇キンです。」と言われたら「〇〇キンさんというのですね。」と一人で画面に向かって返してみて下さい。

意外と練習になりそうです。笑

オウム返しは傾聴の基礎になるので、しっかり身につけて下さい。ただ、相手の繰り返すだけのオウム返しでは少し物足りない気がしますよね。

では、応用を学んでいきましょう。

次は、④肯定返しです。

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