血液型占いの嘘。科学的根拠も無いのになぜそこまで信じてしまうのか

心理学
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血液型占いの嘘。科学的根拠も無いのになぜそこまで信じてしまうのか


こんにちはここです

皆さんは血液型占い好きですか?

日本だと血液型は何~?とか聞かれることって結構多いですよね。

A型はまめでB型はマイペースなどというのもよく耳にしますが、なぜ科学的な根拠が全く無いのにも関わらずそこまで信じ込んでしまうのでしょうか。

今回はそんな疑問についてまとめてみました。

血液型占いの嘘

血液型占いがなぜこんなにも広まったのか、なぜ信じてしまうのか科学的な観点からの意見もいれつつまとめてみました。

なぜ血液型占いが広まったのか

まずはなぜこんなにも日本で血液型占いが広まっているのかということからお話していきます。

ひとつの考察ですが、日本は島国のため他者と比べる指標が多くはありません。

黒人や白人などの人種差別や宗教が違ったりすることもそんなにありませんよね。

しかも、日本人の血液型の分布はおよそ、

A型が37%、O型が32%、B型が22%、AB型が9%と、他国と比べて比較的バランスが取れているので、比べやすいというのもあるみたいです。

なので、血液型という身近で比べやすいものに性格を当てはめて、他人を区別しようとしたのではないかと考えます。

血液型は1911年に発見され、それから多くの科学者たちが血液型と性格の相関を研究してきました。

1927年、日本の教育学者の古川竹二が「血液型気質相関説」を唱え、それが今の血液型占いの起源と言われています。

その後1971年日本の文筆家、能見正比古が「血液型気質相関説」を参考にし「血液型でわかる相性」をはじめとする、一連の著作を出版しました。

それらがヒットしテレビや週刊誌などを通して世に広まったことにより、今では日本人の文化と言っていいほどに、血液型が根付いています。

しかし、血液型占いといえば聞こえは良いですが、度が過ぎると差別や偏見にもなりかねます。

数年前の話ですが、その時はB型はチームワークが良いと言われていたらしく、その理由でB型のみを集めて会社を経営しているという社長がいたそうです。

実際、血液型を聞いて判断する人は意外と多いですよね。

何型っぽいよねとか言われると、何を言っているんだと思ってしまいます。笑

なぜ広まったのかが分かった所で、次は科学的根拠があるのかお話していきましょう。

血液型と性格の相関は無い

現在のところ科学的には脳の機能に血液型が関係しているという証拠はありません。

血液型と性格の関係については心理学でも研究が行われていますが、

血液型性格診断と性格心理学で科学的に分析された結果とは一致しないことが分かりました。


根拠は無いにも関わらず日本では少数のAB型やB型に対する不当な評価が多く、最近ではB型の評価は下がってきているそうです。

血液型だけで相手を判断し心理的苦痛を与えてしまうことを「ブラットタイプハラスメントと言います。

皆さんもハラスメントをしないように気をつけて下さいね。笑

ではなぜここまで根拠がないと言われているのにも関わらず信じてしまうのでしょうか。

スピリチュアルを信じる人や、A型やB型のように何かの枠でしか相手を判断できない人は、IQが低いという研究もありますが、

それだけでは説明がつかない部分も多々あります。今回は、それらの要因についてお話していきます。

根拠もないのに信じてしまう理由

これを言うと占いのほとんどが嘘という事になってしまいますが、正直99%が嘘ですからね。

それを悪用している人が多いと考えると少し悲しい気持ちにはなりますが、そういうものなんだろうなと思います。

おみくじのように、楽しむことだけが目的なら良いですが、

本気で言われたことを信じて、自分の視野を狭めないようにしてほしいなと思います。

なぜ当たっているように感じるのかは色々な原因がありますが、今回は3つお話していきます。

予言の自己成就

まず、1つ目に考えられるのは「予言の自己成就」です。

日本人全体としてA型はこう!B型はこう!というのを小さいときから耳にすることが多いので、

「自分の性格はこうなんだ」とか「自分は~型だからこういう性格でいいんだ」という考えがどうしても生まれてしまい、それが行動に影響されている可能性があります。

血液型で性格が決まっているのではなく、性格を血液型占いのとおりに合わせているようなイメージです。

思い込みのようなものなので、無意識にということが多いと思います。

これを心理学では「予言の自己成就」と言います。

「〇〇がこうなる。」「〇〇はこうなんだ。」という予言や予測を、科学的根拠がなくても、信じて行動することによって、結果として予言通りの現実がつくられるという現象です。

確証バイアス

2つ目に考えられるのは「確証バイアス」です。

この人はB型だからこういう性格なんだ、というのが頭にあると、

そういう性格の部分だけの情報を自然と集めてしまうので、やっぱりそういう性格なんだと余計信じてしまうのです。

占いも同じで「これからこうなります」と、言われたことだけの情報を無意識に集めようとしたり、

自分自身でそうなるように行動してしまっているので、言われたことがまるで当たっているかのように感じてしまうのです。

無意識に自分が信じている事を裏付ける証拠ばかり集めてしまうことを、心理学では「確証バイアス」といいます。

バーナム効果

3つ目に考えられるのは「バーナム効果」です。

「~型は几帳面です。」とか「~型は少し臆病です。」などなど、

誰にでも当てはまるような事を言うことで、当たってると感じてしまうものです。

占いだと、誰でも当てはまるようなことを言われることは多いですよね、

これを「バーナム効果」と言います。

多分、血液型診断などをしていて、なんか他の血液型も自分に当てはまっているな。。と感じたことはあると思います。

他にも細かい心理的効果はありますが、今ご紹介したものが主なものになります。

まとめ

今回は、血液型占いの嘘についてお話していきました。

このように根拠がなくても人間は、簡単に信じてしまうのです。

占いはコールドリーディング、という人を信じ込ませるテクニックを使って行っています。

ほとんどの占い師は占う技術があるのではなくて、相手を信じ込ませるのが上手ということです。

占いとして受けるのは良いですが、真に受けず客観的に物事を見るようにしてください。

イアン・ローランドさんのコールド・リーディングという本で占いのテクニックが解説されています。

とても面白い本なのでぜひ読んでみて下さい。

コールド・リーディング: 人の心を一瞬でつかむ技術

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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